sakuralove’s blog

日々の日記です

舌切り雀

11月19日(木)
晴れ

とても暖かく、いや、暑いくらいの小春日和だ。
今日からリフレッシュ休暇を取り、心身共にリフレッシュしたい。


軽井沢の旧道を走っていると、美味しそうな食堂を見つけて慌ててUターン。
f:id:sakurarove:20201120164417j:plain

店内は時計に車の雑貨やらランプ等が沢山あり、見ているだけで飽きない。
高齢のご夫婦が営んでおり、とても落ち着くお店だ。
f:id:sakurarove:20201120172339j:plain

ランチの唐揚定食。
とても美味しくしかも安いので、また是非来たい。
お洒落なショットグラスをひとつお土産に買ったので、帰って一杯が楽しみだ。
f:id:sakurarove:20201120165433j:plain


9月に霧積に行く時にも通った歴史あるメガネ橋は、いつ見ても素晴らしい。
f:id:sakurarove:20201121070528j:plain

今回の旅の目的、鉄道文化むら。
入場券が切符とは、とてもお洒落。
f:id:sakurarove:20201121070719j:plain

ロータリー除雪車は凄い迫力。
f:id:sakurarove:20201121071433j:plain

アプト式ラックレールとあさま。
f:id:sakurarove:20201121071552j:plain

園内を一周するミニSLに乗った。
踏切の手前で機関士が警笛を鳴らす所なんかたまらない。
f:id:sakurarove:20201121072529j:plain

機関車の炉には石炭がしっかり燃えていて、小さいくせに本物の蒸気機関車である。カッコいい。
f:id:sakurarove:20201121072759j:plain

停車中には毎回給水なんてのも実にリアル。
f:id:sakurarove:20201121072850j:plain

ジーゼル機関車の列車にも乗って、今日は乗り鉄だな。
f:id:sakurarove:20201121073142j:plain

客車の雰囲気も最高。
f:id:sakurarove:20201121073241j:plain

もっとずっと居たかったけど残念ながら時間なので、後ろ髪を引かれる思いであとにした。


今夜は舌切り雀のお宿。
f:id:sakurarove:20201121074655j:plain

とても広くて大きいホテルで、ロビーには舌切り雀のお話をする舞台があった。
夜の7時半から始まるらしい。
どんなお話だったかなぁ。
f:id:sakurarove:20201121075224j:plain

広くて綺麗なお部屋。
f:id:sakurarove:20201121083950j:plain

寝室は別の部屋で。
f:id:sakurarove:20201121084100j:plain

温泉も建物別に2ヶ所あり迷ってしまうが、ゆったり浸かって部屋で一杯。
至福の時間だ。
f:id:sakurarove:20201121084328j:plain

楽しみにしていた晩御飯。
山国なのに豊洲から直送というアワビが。私は大好物なので素直に嬉しい。
お酒が進む。
f:id:sakurarove:20201121084752j:plain

部屋に戻ってまたまた一杯やっておやすみ。


11月20日(金)
小雨

ゆっくり朝食を頂く。
おにぎりとコーヒーゼリーがとっても美味しかった。
f:id:sakurarove:20201121132343j:plain

しばらく洗車していなかったのでホコリが雨でかたまりみっともないので、駐車場のはじっこにあったホースを借りて水をぶっかけて出発。
f:id:sakurarove:20201121133144j:plain

雨が降ったり止んだりの中、今回の旅の2つ目の目的地である赤城山のお土産屋を目指し、赤城山へのワインディングロードをかけ上がる。
f:id:sakurarove:20201121133417j:plain

もう6、7年前になるだろうか。
悪夢だった原因不明の病に犯され、温泉療養に行く途中に立ち寄った土産物屋。

そこのオヤジが整体師で私の身体の異状に気付き、その二階に無理やり連れていかれてバキバキやられた。

親父さんにその時のお礼を改めてしたかった。

店には息子さんがおり、ご主人の事をお話すると、今年の始めに90歳で亡くなられたと。



親父さん、あの時はありがとう
御冥福をお祈りいたします

沢山お土産を買い、揚げ饅頭もとっても美味しかった。
いつかまた来ます。
f:id:sakurarove:20201121192358j:plain


方角だけ定めて適当に走っていると、目の前に突然現れた巨大サージタンク。
一度来てみたいと思っていたのでビックリした。
f:id:sakurarove:20201121200904j:plain

水圧鉄管の上に橋がある。
f:id:sakurarove:20201122083918j:plain

そこからサージタンクへ。
f:id:sakurarove:20201122084018j:plain

凄い迫力。
f:id:sakurarove:20201122084105j:plain

最後はタンクから水力発電所へ向かって一気に叩き落とす。
ぞくぞくだ。
偶然通りかかった憧れの場所に来られて、嬉しくて嬉しくて時間のたつのも忘れてそこらじゅう見て回った。
f:id:sakurarove:20201122084347j:plain

だいぶ予想外に時間が過ぎたので、街場で遅めのお昼前に。
担々麺、たまに食べると美味しい。
f:id:sakurarove:20201122142325j:plain

精算しようとすると事件発生。
ジャケットを着てチーフを直そうと、ポケットに手をやるとチーフが無い。
奥に入っちゃったかなと思い手をつっ込むがやはり無い。
恐らく厚手のストールに絡まって、何処かで落としたみたいだ。


気に入っていたやつなのでとっても悲しいけれど、自分のした事だ。
素直に反省しよう。

気を取り直して伊香保温泉を抜け小雨のぱらつく中、榛名のワインディングをかけ上がる。
今回は走り屋だな
f:id:sakurarove:20201122143733j:plain

雨がやむ頃に到着した今夜のお宿。
鳩の湯温泉。

昨夜は雀で今夜は鳩か。
f:id:sakurarove:20201122143930j:plain

離れのお部屋に通された。
離れは二部屋あり、お隣さんはスリッパがひとつなのでお一人様だ、静かにしよう。

なんともたまらないお部屋で最高だ。
やはり私はこういう宿が大好きみたい。
f:id:sakurarove:20201122144240j:plain

窓の外ではとってもキレイな声でさえずる鳥がいた。
心が和む。
f:id:sakurarove:20201122144408j:plain

温泉も素晴らしく、楽しみの一杯をやって晩御飯。
f:id:sakurarove:20201122144711j:plain

地酒を沢山頂いて、お部屋でさらに一杯やっておやすみ。


11月20日(土)
曇り

朝御飯を頂いて出発の準備。
お隣さんは晩御飯も朝御飯も呼ばれなかったので、素泊まりか湯治で滞在しているのかな。
f:id:sakurarove:20201122184900j:plain


部屋を出るとお隣さんと一緒になった。
スーツケースを引きながら出てきたその方は、とても美しい若い女性でビックリした。
宿のご主人と車に乗って行ったので、最寄りの駅まで送ってもらうのだろうが、きっと温泉の達人に違いない。
私も見習わなければ。

山道を選んで走っていると、鷹が蛇を捕まえて格闘している場面に出くわし、しばらく呆気に取られて見ていた。
f:id:sakurarove:20201122211228j:plain

横川駅で釜飯を買い
f:id:sakurarove:20201122192130j:plain

浅間山のふもとでケーキを買い
f:id:sakurarove:20201122192227j:plain

道の駅でおにぎりを食べて、コロッケを買って帰宅した。


今回は色々とあったが、強く印象に残る旅であった。

明治温泉

11月14日(土)
晴れ


リビングの電球がひとつ切れたので、近所のショッピングモールへ買いに行き、そのついでにレストランでランチタイム。
美味しかった鶏の料理。
f:id:sakurarove:20201116120722j:plain


トヨタ自動車が建てたらしいお寺。
初めて参拝したけど今日は誰もおらずひっそりとしていた。
f:id:sakurarove:20201116121003j:plain

御朱印を頂き、お守りとステッカーを買う。
本当に静かであった。
f:id:sakurarove:20201116121207j:plain

狭い山道を登って行くと、カモシカが二頭ご飯を食べていた。
人間を全く怖がらないDNAは、はたして良いのか悪いのか。
知らない人は熊と間違えて通報してしまうのも分かる気がする。
f:id:sakurarove:20201116121707j:plain

蓼科温泉、渋御殿の湯。
20年ぶり位か、懐かしい。
道路脇にはうっすらと雪が積もっていた。
f:id:sakurarove:20201116122320j:plain

少し下って御射鹿池。
昔はただのため池で誰も近寄らなかったのに、今では大型観光バスの駐車場まで整備され、観光客で賑わっていてビックリした。
全く知らなかったのだが、なにやらCMとかに出たらしい。
f:id:sakurarove:20201116122940j:plain


たどり着いた今夜のお宿、明治温泉。
たまらない佇まいだ。
f:id:sakurarove:20201116123220j:plain

f:id:sakurarove:20201116123337j:plain

ロビーの薪ストーブも暖かく、落ち着く空間だ。
f:id:sakurarove:20201116123441j:plain


素朴なお部屋。
f:id:sakurarove:20201116145755j:plain

f:id:sakurarove:20201116145838j:plain


滝を眺めながらゆっくり温泉に浸かり、部屋でじっくりと一杯やってから、楽しみにしていた晩御飯。

この鱒の甘露煮はカルチャーショックを受けるほど美味しかった。

とても優しい味付けで信じられないくらいジューシーで柔らかいくせに、全く身が崩れていない。
からしっぽまで残さず食べたが、骨が身と完全に同化しておりとても柔らかく、本当に骨があるのか?と思うほどであった。

あまりの美味しさに中居さんに聞いたら、やはり板長が一匹一匹とても手間隙かけて作っているとの事。
f:id:sakurarove:20201116124652j:plain

美味しい地酒を頂いておやすみ。



11月15日(日)
晴れ


朝御飯を頂き、ゆっくり出発する。
f:id:sakurarove:20201116125421j:plain


宿の目の前のおしどり隠しの滝を散策。
きれいだ。
f:id:sakurarove:20201116125540j:plain

大好きな牧場でコーヒータイム。
残念ながら今日はアルパカは留守であった。
f:id:sakurarove:20201116153721j:plain


霊泉寺温泉に寄ってみた。
大好きな温泉で、また泊まりに来たい。
f:id:sakurarove:20201116150034j:plain


鹿教湯温泉でお昼に。
f:id:sakurarove:20201116150619j:plain

とても美味しいそばで、大好きになった。
f:id:sakurarove:20201116150814j:plain

この先の三才山トンネルは最近無料になった。
個人的な用事ではこの様な有料道路は走らずに迂回するので、このトンネルも本当に久しぶりである。
タダになったのだから、これからは沢山使おっと。


今回もゆっくり休めて楽しかった。

葛温泉

11月7日(土)
曇り

昨夜は飲み過ぎたみたいで、少し調子悪い。

外に出ると雲行きが怪しく、少し生暖かい。
お昼前に出発する。


企業の水力発電所。
本当にカッコ良くて、ぞくぞくする。
f:id:sakurarove:20201107171455j:plain


ここら辺はやたらとお猿さんが出没して、なかなか運転に気を使う。
f:id:sakurarove:20201107171618j:plain

雨が降ったり止んだりするなか、山道を進む。
紅葉の見頃は少し過ぎているらしいが、まだまだ綺麗、
f:id:sakurarove:20201107174907j:plain

何十年ぶりだろうか、本当に久しぶりの大町ダム。
カッコいい。
ここでもお猿さんが沢山いて、一生懸命何かを食べている。
もうすぐそこまで来ている厳しい冬に備えているのだろう。
とっても小さな赤ちゃんお猿も、楽しそうに木の上で遊んでいる。頑張れよ。
f:id:sakurarove:20201107174303j:plain

ダムカード頂いた。
嬉しい
f:id:sakurarove:20201107175005j:plain

あっという間に着いた今夜のお宿。
私好みの渋い佇まい。
f:id:sakurarove:20201107174732j:plain

素朴で落ち着くお部屋。
f:id:sakurarove:20201108211716j:plain


この温泉は初めて入るが、個人的には5本の指に入る、最高の温泉ではないかな。

晩御飯
山の宿には山の幸。
食べきれないほどのお料理だ。
f:id:sakurarove:20201108211559j:plain

お腹一杯食べて満足して、部屋に戻ってゆっくり地酒を呑む。
妻は日頃の疲れか布団に入って寝てしまった。ゆっくりと休めたかな。

しかしこの温泉は強烈で、本当に素晴らしかった。


11月8日(日)
晴れ

ぐっすりと眠れたようで、4時に目が覚めてしまった。

待ち遠しかった朝御飯。
どれも優しい味付けで私好みだ。
ご飯もとても美味しくて三杯も食べてしまい、おかずも残さず平らげた。
f:id:sakurarove:20201108213122j:plain

出発しようと愛車に寄ると、朝露に落葉がくっついて大変な事に。
屋根を開けるために全部取りました。
f:id:sakurarove:20201108213343j:plain

本日の目的の、七倉ダム。
巨大なロックフィルでカッコいい。
f:id:sakurarove:20201108213536j:plain

高瀬ダムまで行きたいが、一般車は通行止めなので仕方ない。
何処でダムカードをもらえるか調べたら泊まった宿でもらえるらしいので、宿に戻り七倉ダムと高瀬ダムのカードを頂いた。
そしたら泊まった方には特別に、カードを差し込める冊子みたいなものがもらえるとの事で嬉しかった。

龍に乗った子供。
まんが日本昔話のオープニングに出てくるモデルらしい。
f:id:sakurarove:20201108214246j:plain

大町ダムを下から望む。
カッコいい。
f:id:sakurarove:20201108214557j:plain

それから扇沢駅までドライブし、国宝の仁科神明宮で参拝。
f:id:sakurarove:20201108215533j:plain


北アルブスを望む穴場のレストランでお昼。
やはり私は大好きなカレー。
妻は何とか豚のソースカツ丼でそれを一切れもらったが、なんと旨いカツ丼だ。
次回はそれを食べよぉっと。
f:id:sakurarove:20201108215057j:plain

いつもの農園で、100円でビニール袋詰め放題のリンゴを買い、無事に帰宅した。

しかしガレージに車を入れようとしたら、シャッターのリモコンが車の中で行方不明になった。今度ゆっくり探そう。

宿でもらったダムカードを入れる冊子。
黒部ダムのカードがないので、また楽しみが増えた。
f:id:sakurarove:20201108220434j:plain
f:id:sakurarove:20201108220501j:plain


今回もとっても楽しかった旅であった。

ランプの宿

10月31日(土)
晴れ

9時45分 ゆっくりと出発する。
気温は低いが、しっかり着こんでいるので寒くはない。
電熱グローブがとても暖かく、久しぶりの単車での旅に心ときめく。

中仙道は観光シーズンらしく車が多くて走りづらいが、所々色付いた紅葉を楽しみながらまったりと車の流れに乗ってクルージングする。

ノンストップでいつものお気に入りの道の駅まで走る。

この駅で必ず頂く大好きなごへい餅。これをお昼ご飯にする。
本当に私好みで美味しい。
f:id:sakurarove:20201102114736j:plain

数年前に途中で引き返してしまった峠へ向かう。
橋の上から景色を眺めようとマシンを停めると、列車が来た‼️
これまたなんともラッキー。
f:id:sakurarove:20201102121746j:plain

来てみたかった久野川峠。
地元の方もほとんど通らない、なんとも言えぬ峠らしい峠だ。
たまらない
f:id:sakurarove:20201102121837j:plain

その峠を下り集落に降りたら、そこからまた細い山道を登り、たどり着いた竹原峠。
こんな峠は大好きだ。
f:id:sakurarove:20201102115910j:plain

竹原峠を越えるといつもの街道へ出た。
先週立ち寄ったらお休みだったが、今日は営業していてお土産を物色する。
相変わらず素敵な昔ながらのドライブインだ。
この様なドライブインが次々に廃業するなか、頑張っているので応援したくなる。
f:id:sakurarove:20201102120521j:plain
f:id:sakurarove:20201102120555j:plain


そして今日の宿へと素敵な渓谷を上って行く。

突然目の前に現れた高樽の滝。
なんとも吸い込まれるような滝だった。
f:id:sakurarove:20201102122401j:plain

こんな山道をどんどん登って行く。
f:id:sakurarove:20201102122633j:plain

やっとたどり着いたランプの宿。
たまらない。
f:id:sakurarove:20201102122825j:plain

f:id:sakurarove:20201102123034j:plain

入口にあった湧水でキンキンに冷えた手動販売機。
勝手に飲んで、精算は翌朝の自己申告らしい。
なんともおおらかな宿だ‼️
しかも金額が全く良心的。
f:id:sakurarove:20201102123113j:plain

薪ストーブにはすでに火が入っており、天井にびっしりと吊り下げられたランプがたまらない。
f:id:sakurarove:20201102123356j:plain

味のあるお部屋。
電気は自家発電なので、コンセントがない。
なのでこたつは嬉しい豆タンだ。
f:id:sakurarove:20201102124647j:plain

他にまだ誰もお客さんが来ておらず、一番風呂をゆっくり頂く。
f:id:sakurarove:20201102123522j:plain

楽しみな晩御飯。f:id:sakurarove:20201102123715j:plain

山に住む私にはどれも珍しい物ではないが、山の宿はこの様な料理が最高に嬉しい。
f:id:sakurarove:20201102123749j:plain
岩魚の塩焼きに岩魚の刺身、それに岩魚の竜田揚げにトドメは岩魚の骨酒。
蜂の子やらキノコ鍋にドでかいワラジごへい餅‼️

f:id:sakurarove:20201102124731j:plain
f:id:sakurarove:20201102124757j:plain
f:id:sakurarove:20201102124826j:plain
f:id:sakurarove:20201102125350j:plain
最後に山の幸の天ぷらがてんこ盛り。
おじさんにはもうお腹一杯で大変だった。
f:id:sakurarove:20201102124904j:plain

ご飯が終わるとロビーで主人によるランプの着け方の講習だ。
この宿は10時に自家発電が止まるので電気が消える。
そこからは廊下も部屋もランプの明かりのみになる。

そのランプを自分で着けて部屋まで持っていくのだ。
しかも火打ち石を使って火種を作り、それでマッチに火を着ける。
ランプは珍しくはないが、なんとも楽しかった。
f:id:sakurarove:20201102125749j:plain

10時に消灯。
山村の暮らしの写真集を地酒を呑みながら、ランプの灯りでじっくり読む。
f:id:sakurarove:20201102130009j:plain

そして酔いが回った頃、豆タンのこたつに足を突っ込みおやすみ。


11月1日 (日)
晴れ

朝6時に目が覚める。
気温はかなり低いが、こたつのおかげでぐっすり眠れた。

朝御飯はやはり山の幸で、おじさんにはこのくらいの量がちょうど良く、とっても美味しく頂いた。
f:id:sakurarove:20201102153632j:plain


他のお客さんに見送られ、愛車にまたがり出発。
名もない小さな峠を越えて、そのまま一気に帰宅した。

山の中の温泉宿、今回も本当に楽しかった。

丹後半島

10月22日(木)

パソコンの電源を終業5分前に落とす。
腕組みしてゴングが鳴るのをじっと待っていると、何故だか緊急事態だ。

これも仕事だ、若いのを3人かき集めて対応する。

そんなこんなで出発が2時間遅れたが、シャワーを浴びて旅立つ。
相棒達は行く気満々で玄関で待っているが、残念ながらお留守番だ。

土砂降りの中ひたすら下道を走り、給油以外ノンストップで日付が変わった夜中の2時に、琵琶湖の近くの道の駅にたどり着いた。

早速一杯やって眠りにつく。


10月23日(金)
小雨

今日は会社をサボりだ。

f:id:sakurarove:20201024211855j:plain]

この駅は前にも単車でお世話になっているが、その時も雨であった。
あの時のツバメの子供の巣かなぁ?
あの時は雨で折れかかった心をなぐさめてくれたね、ありがとう。
f:id:sakurarove:20201024213115j:plain

ゆっくりと朝食をとって、9時に出発する。

ここら辺の単車乗りには定番の、メタセコイヤ並木に寄り道。
f:id:sakurarove:20201026123841j:plain

途中コンビニで軽く昼食。
f:id:sakurarove:20201026124232j:plain

相棒達が居ないので、とにかく走る。
下道をひたすら走り、たどり着いた山の中の秘境駅
最高だ。
f:id:sakurarove:20201026124127j:plain

階段を上がり始めると列車が来た。
本数が少ないダイヤなのに、なんとも素晴らしい偶然。
f:id:sakurarove:20201026124704j:plain

そこからまたまた山の中を走る。
途中の神社がたまらない。
f:id:sakurarove:20201026154741j:plain

参拝して道中の無事を祈る。
f:id:sakurarove:20201026125422j:plain

目指すは丹後半島だ。
日本列島で何故かここだけ空白であった。
伊根の船屋までは行ったのだが、半島をまわったことは無かった。
ドキドキとトキメキながらひたすら走る。

久美浜の小天橋とやら。
f:id:sakurarove:20201026150400j:plain

そしてやっと着いた今夜のお宿。
海沿いの雰囲気のある宿だ。
f:id:sakurarove:20201026150724j:plain

中に入ってビックリした。
外のイメージとは裏腹で、なんともオシャレだ。
f:id:sakurarove:20201026151013j:plain

ロビー
f:id:sakurarove:20201026151111j:plain

ビジネスプランなので、布団は敷いてあるのが嬉しい。
f:id:sakurarove:20201026151248j:plain

オーシャンビューだ。
f:id:sakurarove:20201026155333j:plain


温泉にゆっくり浸かって疲れを癒して、お部屋で晩御飯。

ビジネスプランなので折弁当だが、なかなかどうして、中身は板さんがしっかり造ったお料理でとても美味しかった。
私はあまりたくさん食べられないので、これで十分満足。
f:id:sakurarove:20201026151755j:plain

地図で明日のルートを悩みながら、ゆっくり地酒を頂く。
外は雨が激しく降っているが、楽しい時間だ。

今夜は早めにおやすみなさい。


10月24日(土)
物凄い雨の音で目が覚める。時計を見ると5時だ。

朝御飯の前に精算をしに行くと、女将さんが『早く立つならご飯を早めにしますよ』とのありがたいお言葉。
出発する頃には雨もあがり、おかげで30分も早く出発出来ました。
朝御飯もとってもおいしく、生まれて初めておひつを空にしてしまった。
f:id:sakurarove:20201026153904j:plain


ずっと来たかった丹後半島
思い描いた通りの素晴らしい所だった。
f:id:sakurarove:20201027121508j:plain

岬を越えた辺りからは断崖絶壁のさらに険しい道になり、改めて感動した。

そして定番の伊根の船屋。
f:id:sakurarove:20201027121559j:plain

人が沢山出始めたので、そうそうに引き上げる。
建物の道路側。
f:id:sakurarove:20201027121725j:plain

中をのぞかせてもらったが、こんな風になっていた。
波が高いときは大丈夫なのかなぁ?
f:id:sakurarove:20201027121902j:plain

天橋立を素通りし、舞鶴を抜け、遠くに駅を発見。
松尾寺駅
これまた素晴らしい駅だ。
f:id:sakurarove:20201027124606j:plain

改札も最高だ。
f:id:sakurarove:20201027123703j:plain

f:id:sakurarove:20201027152938j:plain


さらに走りたどり着いた三方五湖の近くの酒蔵。
今回の旅の目的の二つ目でもある。
私にとってここのいわゆる普通の酒が、日本で一番好きなお酒である。
とろっとした甘口でもう旨すぎ。
10年ほど前に寄ってから、ノックアウトされた。
f:id:sakurarove:20201027122507j:plain

私は大吟醸とかのいわゆる高いお酒は呑まない。
純米酒も大好きだが、あくまでも普通のお酒が大好き。
沢山買っちゃった。
早く呑みたいな。
大切に毛布にくるんで、さぁ出発。
f:id:sakurarove:20201027122543j:plain

またまたとにかく走る。
一人旅の特権で、好きなだけ走れる。

途中豪雨の中、たどり着いた今夜のお宿。
20年ぶりくらいの山中温泉
チェックインのラッシュで凄かった。
f:id:sakurarove:20201027123243j:plain

渓谷沿いのキレイなホテルだ。
f:id:sakurarove:20201027124105j:plain

ここも布団が敷いてあるので嬉しい。
f:id:sakurarove:20201027124733j:plain

早速温泉に浸かってから、大好きな一杯。
f:id:sakurarove:20201027124828j:plain

晩御飯に行こうと廊下に出ると、ロボットが掃除をしていたので、しばらく観察してしまった。
f:id:sakurarove:20201027124943j:plain

晩御飯は早めに切り上げて、部屋に戻り地図を見ながら一杯やっておやすみなさい。
f:id:sakurarove:20201027125114j:plain


10月25日(日)
曇り


早めに朝御飯を頂き直ぐに出発。
f:id:sakurarove:20201027125436j:plain


宿の近くの道の駅にあった電車。
カッコいい。
f:id:sakurarove:20201027125346j:plain

それからは大好きなダム三昧だ。

堤体の上を国道が通る我谷ダム。
カッコいい。
f:id:sakurarove:20201027145618j:plain

狭い山道をどんどん登って次は九谷ダム。
スケールがデカイ。堤体の上を走ったらお尻がムズムズしてたまらない。
f:id:sakurarove:20201027145931j:plain


最後は龍ヶ鼻ダム
キレイなダムだ。どれもみんなカッコいい。
f:id:sakurarove:20201027150254j:plain

さぁ、あとは無事に帰るだけだ。

九頭竜湖を抜けてルートに悩む。
また少し雨が降ってきた。
安房を越えるか中仙道を上るか。今日は人が沢山出ているので中仙道に決める。


この街道では必ず立ち寄る大好きなドライブイン
残念ながら日曜日なのに休業だ。
また来るから楽しみにしてますよー。
お天気はすっかり晴れてきた。
f:id:sakurarove:20201027151247j:plain


そこからはノンストップで無事帰宅。

丹後半島は素晴らしかった。
そして楽しかった三日間であった。

総走行距離
1097キロメートル

白馬

10月16日(金)
お天気雨

会社をほんの少し早めにトンズラして、雨の中出発した。

サクッと走って八方の温泉へ、定刻に到着。
今回はなかなかのホテルだ。
f:id:sakurarove:20201018135000j:plain

エントランスには可愛らしい置物がお出迎え🎵
f:id:sakurarove:20201018135144j:plain

キレイな和室が落ち着く。
f:id:sakurarove:20201018135336j:plain

温泉で仕事の汗を流してから、レストランで晩御飯。
f:id:sakurarove:20201018135629j:plain

美味しいお酒を呑んだ後、お庭を散歩。
雨は上がったようだ。
f:id:sakurarove:20201018135936j:plain

寒くなったのでロビーの薪ストーブで暖まる。
f:id:sakurarove:20201018140205j:plain

大抵のホテルはこの手の物はオブジェと化しており、柵で囲ってあるのが普通だが、このホテルは薪ストーブも暖炉もきちんと火を入れてある。
f:id:sakurarove:20201018140857j:plain

しかも薪は楢だ。なかなかヤるな(笑)
f:id:sakurarove:20201018144539j:plain

キャンドルも落ち着く。
f:id:sakurarove:20201018140939j:plain

部屋に戻ってゆっくり一杯やって、秋の夜長を楽しんだ。



10月17日(土)
曇り

遅めに起床して、ゆっくり朝御飯を頂く。
今日の予定はただ帰るだけなので、ロビーの暖炉で雰囲気を楽しんでから遅めの出発。
f:id:sakurarove:20201018141529j:plain

白馬の街中に差し掛かると、何やら賑やかな光景が。
新潟に本拠を置くアウトドアのメーカーのお店で、お祭りみたいなものをやっていたので寄ってみた。
まだオープンしたばかりらしいが、なかなかのお店だ。

f:id:sakurarove:20201018142432j:plain

f:id:sakurarove:20201018142654j:plain


そこの庭で屋台も何件か出ていたので、つまみ食い。
雨が降ってきた。
f:id:sakurarove:20201018142308j:plain

これも美味しかった。
f:id:sakurarove:20201018142346j:plain

帰り道、いつものブドウ園で巨峰を買って帰宅。
今回はとてもゆっくり出来た。

鉄宿

10月3日(土)

朝一でチャイを先生に預けてから出発する。
明日迎えに行くから、寂しいけど頑張るんだよ❗

途中のガストで少し早いお昼御飯。
私はカレーが大好き。
f:id:sakurarove:20201004080703j:plain

白馬の道の駅で休憩して、ステッカーをゲットする。
f:id:sakurarove:20201006122244j:plain

宿の手前で水圧鉄管と。
カッコいい。
f:id:sakurarove:20201006122414j:plain

到着した今夜のお宿。
周りのホテルが廃墟になるなか、頑張っているホテルだ。
f:id:sakurarove:20201006122622j:plain

しかしチェックインしようとしたら今日は予約のお客さんはいないとの事で、女将がビックリして困っている。
ネットの⚪⚪トラベルの予約の画面を見せても、知らぬ存ぜぬを通している。

とにかく調べてもらうためにロビーで待つこと10分くらい。

女将が11月と勘違いしていたとの事。
今から食事は大丈夫か?の問いには問題無いらしいので一安心。

色々あったが源泉かけ流しの風呂は最高で、とても素晴らしい温泉でした。

それよりももっと最高なのはこれ。
部屋から見える景色は姫川を渡る8連プレートガーター橋。
それを通過する気動車
f:id:sakurarove:20201006123446j:plain

さらにその後には水圧鉄管と水力発電所が。
なんと贅沢な景色なんだろう。
それを見ながら酒を呑む。幸せだなぁ
f:id:sakurarove:20201006123803j:plain
贅沢を言わせてもらうなら、水圧鉄管が景観の為だと思われるが茶色に塗装してあった。
勿論景観上には最高ですが、私は鉄色のギラギラした水圧鉄管がゾクゾクするので、少し迫力にはかけますね。
個人的な意見です。


晩御飯は質素ながらも海の幸、山の幸で十分満足。これぞ宿飯だ。
f:id:sakurarove:20201006124341j:plain


10月4日(日)
お天気曇り

朝から窓の外を走る列車を見ながらご飯を頂く。
とっても美味しい。
f:id:sakurarove:20201006124737j:plain

チェックアウトで酒代を精算しようとすると女将が、迷惑をかけたのでお代は要らないと言う。こちらはクレーマーでは無いので呑んだものはきちんと支払うと伝えたが、女将は受け取らないので有りがたくお言葉に甘えた。
女将さんご馳走さまでした。


出発の支度をしているとポツリポツリと雨が降ってきた。
天気予報は外れだ。諦めてカッパを着ようとしたが、小雨だし南の空を見上げると明るいのでそのまま出発する。

途中小雨が降ったり止んだりを繰り返しながら、道の駅でカップラーメンで軽くお昼を食べる。
その先の洒落た薪ストーブ屋さんでお祭りみたいのをやっていたので、立ち寄って楽しんだ。
f:id:sakurarove:20201006124856j:plain

無事に帰宅して車に乗り換え、先生の所へチャイを迎えに行く。
チャイの喜び様と言ったら凄かった‼️

その後色々とトラブルもあったが、とっても楽しかった週末だった。